「噛めないもの」「外れるもの」
「うまく喋れないもの」……
入れ歯をこのように考えていませんか?
歯科材料・歯科技術は日々進歩しています。
あの頃のような「食べる喜び」
思い出してみませんか?
「噛めないもの」「外れるもの」
「うまく喋れないもの」……
入れ歯をこのように考えていませんか?
歯科材料・歯科技術は日々進歩しています。
あの頃のような「食べる喜び」
思い出してみませんか?
入れ歯はすべての症例に適応できるという特徴がある反面、入れ歯で困っている人は、
1000万人以上と言われ、「痛い・噛めない・外れる」が入れ歯の三拍子と言われてきました。
合わない入れ歯を使用していると、顎の骨は急速に減っていきます。
顎の骨が減ると、余計に入れ歯が合わなくなり、さらに急速に骨が減っていくという悪循環に陥っていきます。
こうした合わない入れ歯を使用されている方の多くは、
“入れ歯は噛めないもの”
“歯を失ってしまった以上、仕方のないこと”
など、入れ歯でおいしく食事をとること、快適な生活を送る
ことを諦めてしまっています。
これは非常にもったいないことです。
歯科医療は日進月歩の世界です。
技術の進歩、歯科医師・歯科技工所の努力によりピッタリと合う入れ歯を作ることも可能になっています。
ピッタリと合う入れ歯であれば、生活の質が上がり、快適でおいしく食事をとることもできるのです。
合う入れ歯と、合わない入れ歯の違いは何なのかという正しい知識を患者様自身が知ることが、自分にピッタリと合った入れ歯に出会う第一歩となります。
入れ歯は、単に食事を美味しく食べるためだけの道具ではありません。
実は、脳の機能、体のバランス、生活リズムにまで影響を与えることもあります。
あなたにピッタリ合う入れ歯を作り、「しっかり噛める」ことでもたらされる影響を簡単に記載いたします。
最近、「お口の中が乾いて夜眠れない」「うまく会話ができない」「乾いた食べ物が食べられない」などと思っている方はいませんか?
これは唾液の分泌が少なくなっているためです。
たかが唾液の量の減少と軽視しないでください。その理由をこれからお伝えいたします。
唾液には様々な細菌を殺す物質が多く含まれています。
ですので、唾液の量が減ることにより、虫歯や歯周病になりやすくなりますし、口臭の原因ともなります。また、風邪などの感染症にかかりやすくもなります。
歯の表面のエナメル質を修復(再石灰化)する作用があります。
初期の虫歯であれば、この唾液の力で修復が可能な場合もあります。
唾液の中にはムチンという物質が含まれています。ムチンは食べ物をオブラートのように包む作用を持っており、刺激性の強いもの、熱い食べ物などを包み込むことで、のど・食道・胃を守ってくれます。唾液が減少してしまうと、胃潰瘍・胃炎などの原因となります。
唾液には上皮成長因子E・G・Fが含まれています。
これらは次のような働きをしています。
イライラしているときに「やけ食い」をすると気分がスッキリすることがありますよね。これは、唾液に含まれる「コルチゾ―ル」という物質が分泌されるからだと考えられています。
このように唾液はすごい力を秘めています。
唾液を多く出すには、とにかく「しっかりと良く噛むこと」が大切です。
しっかり噛むためには、当然「外れない、痛くない」入れ歯が大前提となります。
合わない入れ歯は、「ちほう」までの一里塚といわれています。
合う入れ歯で食べ物をしっかり噛むことにより「ちほう防止」 に大きな効果があるのです。
これは、顎を動かすことにより脳の中を流れる血液の量が大幅に増加し、脳細胞を活性化させるためです。
これはある統計でも証明されており、アルツハイマーになってしまう方には、歯が少ない人が多いようです。
身近な例えとしまして、眠気が襲ってきた時、眠気覚ましに「ガム」を噛むことがあります。これはハッカによる刺激の効果もあると思いますが、ガムを噛む行為自体が脳に新鮮な血液を送りこむので、脳が活性化し、眠気覚ましにも効果があるのです。
このようなことから最近では、両親へのプレゼントとして、お子さんが来院され、「親のために、よく合った入れ歯を作ってあげたい」というご要望もあります。
もし、ご両親が入れ歯で悩んでいるのであれば、お気軽にご相談ください。
噛み合わせを正すことで、体のブレがなくなり、姿勢が良くなるというお話をきいたことはありませんか?
東京老人総合研究所では次のような研究結果が出ています。
噛み合わせを正すことで、姿勢を正し体のブレを直すことで、足の捻挫・骨折を防止し、交通事故を起こす率が少なくなったといいます。
これは身体のブレがなくなったことによって生じた結果です。
合わない入れ歯は、「噛み合わせ」が悪くなっていることが多いものです。
単に「おいしく食事ができる」入れ歯だけではなく「噛み合わせ」をしっかり考慮した入れ歯作りが大切となります。
快適な入れ歯には、以下の条件が求められます。
保険の材料で作る入れ歯は重いため、噛むという動作に負担を与えます。
一方、保険外の入れ歯で使用する材料には、保険の材料の約1/4の重さのものを使用します。主に、チタン、コバルトクロムという素材が利用されます。
口の中は、髪の毛が1本入るだけで不快感があるほど敏感です。このため、保険外の入れ歯で使用する材料の場合、保険のものに比べ約1/6の厚さの薄い材料を使用します。
下の画像を見ると一目瞭然だと思います。保険の材料で作った入れ歯(左)、保険外の材料で作った入れ歯(右)の比較をしています。
入れ歯を入れると、温かい・冷たいといった食べ物の温もりが感じられません。
食べ物の温もりは味覚に大きな影響を与えます。このため、保険外の入れ歯では温もりを感じられる材料(専門的に表現すると、熱伝導率の高いもの)を使用します。
入れ歯を引っ掛ける針金は、見た目にも悪く心理的な悪影響を及ぼす場合があります。
保険外の入れ歯では、この針金を見えにくくする仕組みがあります。
合う入れ歯を作るために一番重要なのは、手間をかけた調整です。
保険外の入れ歯の場合には、ミクロン単位に及ぶ緻密な調整を行うことで、自分にぴったりと合った入れ歯をつくることが可能です。
入れ歯を入れたら急に「老け顔」になってしまったという話をよく聞くと思います。
これは「合わない入れ歯」が原因となっていることがあります。
歯は顔の輪郭を形作っている重要な要素です。
よって、歯の代わりとなる入れ歯が大きかったり、小さかったりすると顔の輪郭が変わってしまいます。この輪郭の変化が顔のシワ・タルミの原因となり、老け顔を助長する元凶となります。
つまり、自分にピッタリ合う入れ歯は「痛くない、しっかり噛める、外れない」といった機能的な面の回復だけでなく、シワ・タルミが生じにくいといった審美的な面までも回復してくれます。
しかし、お口の環境は時間の経過とともに変化していきますので、機能面・審美面を維持するためには、歯科医院での定期的なメンテナンスが大切となります。
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以下ご説明します。
インプラント治療は、歯を失ったところを回復する治療としては、現在の歯科医療で実現可能な治療方法であるといえます。
インプラント治療では、歯を失ったところに人工のネジを埋め込み、その上に被せ物を装着することで、本来の機能近くまで噛む力を回復することが可能です。ブリッジや入れ歯と異なり周囲の歯に負担をかけることもなく、見た目にもほとんど自分の歯と区別がつきません。
また、しっかりメンテナンスを継続することで10年経過後のインプラントの残存率は95%以上という結果が、信頼できる多くの文献で報告されています。このことから他の治療方法と比較しても圧倒的に成功率の高い治療法であり、インプラント治療が現在の歯科医療を大きく変えたといわれているほど画期的な治療方法であるといえます。
ただし、保険の適用範囲外の治療となります。
詳しくはインプラントをご参照ください。
インプラント治療が普及する以前は、歯を失った場合の第一選択として考えられていたのが、ブリッジによる治療です。
ブリッジ治療では、失った歯の両隣の歯を削って、土台を作り、両端から橋渡しをするような形で失った歯を補うようにします。
噛む力は本来の60%程度と一般には言われています。
また、ブリッジの8年経過後の残存率は50%程度(岡山大学予防歯科 日本口腔衛生学会雑誌)と低く、支えとなっている両端の土台となった歯に大きな負担がかかるため抜歯しなくてはいけないケースも多く存在します。このリスクをしっかりと認識したうえで治療を選択することが大切です。
ブリッジは、装着する部位や、使用する材料に応じて、保険適用されるものと保険適用がされないものがあります。
入れ歯による治療は古くから行われている方法です。
失った歯の本数に応じて、様々な形態の入れ歯が存在します。
入れ歯の噛む力は、30%程度と一般に言われています。3つの治療方法の中では、一番安定感がないだけではなく、『入れ歯は歯を壊す装置』と言われるほど、入れ歯を引っ掛けている歯がその負担に耐えられず、抜歯しなくてはいけないケースが多いといえます。そのため、入れ歯は4年程度で50%以上(雨森洋他 補綴誌23)の方が作り直している治療方法です。
「家族と同じ食事をとることができない」「旅行にいったときなどは、隅の方で隠れながら入れ歯を外している」など、生活の質を落としてしまうのも入れ歯の欠点であるといえます。
しかし、保険外の入れ歯を選択することで、ピッタリと合った入れ歯を作製することが可能となり、「痛い、噛めない、外れる」といった入れ歯の悩みを解消することが出来ますので、一概に入れ歯は良くないとも言い切れません。
最近ではインプラント治療の人気が高くなってきていますが、インプラント治療も万能なわけではなく、手術への不安を抱いている方、顎の骨の状態・持病を持っている方の場合は、インプラント治療が適応しないことがあります。
その点、入れ歯であれば、様々な種類がありますので、ほとんど症例に適応するという特徴があります。
入れ歯は、使用する材料に応じて、保険が適用されるものと保険適用がされないものを任意で選択することが可能です。
入れ歯は清潔に保つことが第一です。入れ歯には食べ物のカスやプラークが付着しやすく、放置すると周りの健康な歯に悪影響が出てしまいます。常に清潔な状態に保つために、1日1回は必ず取り外して洗浄することを忘れないでください。
入れ歯用ブラシを使用して丁寧に優しくブラッシングしてください。頑固な汚れがある場合は、汚れの部分だけに歯磨き粉などを使用しましょう。
入れ歯にも歯石が付いてしまうことがあるため、気付いたら歯科医院で除去してもらいましょう。
細かな部分の汚れをとるために、定期的に入れ歯洗浄剤を使用してください。
入れ歯を乾燥させると変形の原因となるため、就寝時などは水を入れたコップに入れておきましょう。
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